<この交通事故の体験談を書いた人>
1. ニックネーム:suzuki
2. 年齢:40代
3. 性別:女性
雨の日の事故
その日は朝から雨が降っていました。
海沿いの実家へ戻るため車を走らせていました。
東名高速を走っていた時から強い雨で時々視界が悪くなり、風が強く速度を80kmまで落とさないと流されそうなほどでした。
高速から一般道に降り、市街地を走っているときは風雨もおさまってきました。
高速道路では少なかった交通量も多くなっています。
事故の場所
実家は海岸近くの南地区。
区画整理が進みつつある道路は複雑で、マップでも危険個所として載っているほど事故が多い場所です。
でも慣れた道ですしそこを通らないと実家へたどり着けません。家まであと1kmというところでした。
見通しの悪いT字路から広い道路へ出ようと、停止線で止まってから車をゆっくり発進させました。
左折している間にまた強い雨。
その時、後ろから大きな音と一緒に背中を強く押されるような衝撃が。
驚いてブレーキを踏んだのに車は動き続け、また衝撃。
なにがなんだかわかりません。
気が付くと運送会社の運転手が心配そうに窓からのぞき込んでいます。
外へ出て後ろを見ると紺色の車がめり込んでいます。
運送会社の運転手がそちらへ歩いていくと軽自動車は動き出しました。
道路の右側へ寄せて降りてくるのかな?
と見ているとそのまま走り去っていきました。
運転手はすぐに電話を取り出して「警察に連絡しますね、いいですね?」
私は頷きながら実家と保険会社に連絡しました。
すぐに警察や保険会社の方が来ました。
その時に保険会社から自分が入っている保険は弁護士特約が付いていることを説明されました。
逃げた車はすぐに見つかりました。
私は実家へ行かずに自宅へ戻りました。
驚いたことに何日かして紺色の車の弁護人が自宅にやってきました。
彼は、普通に考えてそちらが悪いのだから慰謝料と修理費を3台分払ってほしいと言ったのです。
なぜ3台分かが謎です。
びっくりしていると今度は、慰謝料を払ってくれれば修理費用は各自で持つということにする、と言いました。
私はすぐに保険会社に伝えると、弁護士に任せてあるからと言って鍵をかけてください、彼が家にいかないようにすると約束してくれました。
それからすぐに警察が来ました。
「保険会社から連絡がありました。紺色の車は何度も事故を起こして法外な費用を請求しているので捜査しています。
弁護人と言っている人は弁護士資格のない人なので来たら連絡して下さい。」
私は怖くなって自宅を離れ、しばらく実家で過ごしました。
保険会社からは進展があるたびに連絡をくれたので、解決していくことがわかって安心しました。
自動車保険は弁護士特約が必要
結局、運転手と自称弁護人は警察に連れていかれました。
あの時、言いなりになっていたらかなりの金額を支払わされていたでしょう。
保険に入るときは弁護士特約などまったく気に留めませんでした。
まさか自分が事故にあうなんて、しかも弁護士が必要になるなんて思いもしませんでしたから。
入った時はちょっと高いかな?
と思ったのですがあって本当に良かったと思っています。
交通事故で借金が返済できなくなったら
交通事故の被害者も加害者も交通事故で仕事ができなくなる場合があります。
仕事ができなくなると、お金に困ります。
借金がある人は、返済ができなくなり、たちまち困ってしまうでしょう。
そんなとき、どうすればよいのでしょうか?
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